ラコステの誕生
ラコステ(LACOSTE)は1933年、ルネ・ラコステによって創業された。
ウインブルドンを二回制覇したことでも有名なテニスプレイヤーであるルネは、25才で選手を引退。
その4年後、現役時代のプレースタイルからつけられた自らのニックネームをトレードマークとしてブランドを立ち上げることとなった。
当時の白シャツにパンツと、たいへん動きにくいものだったテニスウェアに、半袖、リブニットボーダーの襟で、軽く、伸縮もっするニットシャツを開発したのだ。
これが、ラコステの代名詞ともいえるポロシャツの始まりである。
ラコステのポロシャツにはいくつかのバージョンが存在する。
まずかつてフランスで製造されていたポロシャツは、他国で製造されたものと違い、やや細身で着丈が長く、生地は薄いかった。
美しいシルエットが魅力で「フレンチ・ラコステ」と呼ばれる。
しかしEUの発足により製造国表記がなされなくなったことから、現在では古着でしか入手できない。
アメリカのアイゾット社がライセンスを取得して生産したものを「アイゾット・ラコステ」と呼ぶ。
後ろ身頃の方が前身頃より長いのが特長だ。
しかし現在はライセンス契約切れのため、やはり古着でしか入手できない。
日本での製造は、ファブリカがライセンスを取得している。
縫製の確かさと多様なデザイン、日本人向けにサイズ設定されていることが特長。
本社ラコステでは2002春夏からクリエイティブディレクターにクリストフ・ルメールが就任し、NYコレクションに参加する等、ラコステの歴史を尊重しつつファッション性も重視するようになった。
2003年にはラコステの中でも品質・デザイン・価格とも最高級のラインとしてクラブラインをスタートしている。
社外のデザイナーとのコラボレーション企画等、原点を守りながらも新しいラコステがさまざまに生み出されている。